2002年6月13
2002 FIFA World Cup KOREA/JAPAN
Match No.44  International Stadium Yokohama 
Group G
 Ecuador -  Croatia

1( 0-0 )0
1-0
Edison MENDEZ '48

  Group G最終戦。ここまでGroup Gはメキシコが勝ち点6、イタリア、クロアチアが勝ち点3、エクアドルが勝ち点0。クロアチアは決勝トーナメント進出のためにも是が非でも勝ちたいところ。一方、エクアドルは決勝トーナメント進出の道は既に断たれているものの、W杯初勝利を得たいことだろう。
 ← 横浜国際総合競技場
エクアドルサポーター → 
  この日の座席はバックスタンド二階の上段。全体の動きが見やすいので個人的には好きな位置だ。ただ、横浜国際は総合競技場。トラックが邪魔。せっかくのW杯、しかも決勝をトラックつきの競技場でやるのもどうかと。。。椅子も狭いし、個人的には埼玉スタジアムが一番好きかな。
  20:30、ほぼ予定通りキックオフ。序盤はエクアドルが中盤を制する。が、クロスの精度が悪く、クロアチア最終ラインに簡単に返される。一方のクロアチアもカウンター主体の攻め。何度かボクシッチが抜け出すが決めることが出来ない。相変わらず、ボクシッチは早い。かなりの歳のはずでスピードも落ちてはいるんだろうけど。。。
  結局、前半はお互いに攻めが単調で無得点のまま終了。
  後半開始。いきなりエクアドルがチャンスをつかむ。右サイドからのクロスをデルガドが落とし、メンデスがハーフボレー気味に合わせクロアチアゴールを破った。勝たねばならないクロアチア、ここから攻めに出ると思ったらそうでもない。。。まぁ、攻めようとはしてるんだろうけど、ロングボールを蹴りこむだけで、エクアドルを全く崩せない。残り10分を切ったころから、ようやくクロアチアがチャンスを作り始めるも、ことごとく枠を外してしまう。
  88分を経過したころ、終電の関係もあり、後ろ髪を引かれながらも歓声に沸くスタジアムを後にした。
  結局、試合はこのまま終了したようだ。クロアチアは破れ、残念ながらグループリーグ敗退となった。エクアドルは念願のW杯初勝利を上げた。グループリーグ敗退となってしまったが、クロアチアはこの大会で世代交代のきっかけをつかむことが出来たのではないだろうか。初勝利を上げたエクアドルともあわせ、4年後のドイツ大会が楽しみだ。


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