2006年6月29日(木) 世附川
  源流ルアーマンのミキさんに案内していただき丹沢・世附へ行ってきた。
  ミキさんと知り合ったのは4年前、春先の神流川。その後メールのやり取りはしていたものの、なかなかタイミングが合わず4年ぶりの再会となった。世附へ向かう道中、釣りの話、世附の発眼卵放流の話、日本代表や浦和レッズの話で大いに盛り上がり4年ぶりの再会とは思えないほど。あっという間に世附のゲートに到着した。

  朝4時、噂の沢割りであったが、さすがに平日だけあって他の釣り人は一人だけ。この方もミキさんのお知り合い(古くから世附に通われている大先輩)で特に沢割りの必要もなく、3人そろってゲートを出発した。途中で常連さんと別れさらに林道を突き進む。沢の音と森の香りが本当に気持ちいい。入渓点に着いたのは6時くらい。林道を歩く最中も話題には事欠かずあっという間の2時間だった。

  軽く朝食を取り、釣り開始。ミキさん曰く、水量はちょっと少ないかなとのこと。ミキさんのご好意に甘え先行させてもらい、すぐにいいサイズのヤマメをゲット。最初の一尾が出るとやっぱりほっとしますなぁ。その後は交互に釣り上がり。この沢はフライ向きな感じでいたるところにポイントがある。ミキさん釣った後だと分かってても、釣り欲に負けてついつい竿を出してしまう。そんなことしてると、いつの間にかミキさんが視界から消えてちょっと焦ったりする。ルアーのミキさんは遡行がおいらの倍くらい早い。さすがに置いてかれると怖いので釣らずにくっついていくことにした。(笑)
←29cmのヤマメ
   放流物っぽかったっけどうれしい一尾
イワナ→
昔放流されたものの子孫とのこと  
  途中、ミキさんに譲ってもらったポイントでのこと。デカイのが綺麗に出てくれたのに、いつものすっぽ抜け。。。これを機に運を手放してしまったのか、合わせ切れ、すっぽ抜けを連発。。。しかも合わせ切れしたとこはミキさんに見られちゃった。せっかく譲ってもらったのに結果出せなくてスミマセン!
←ルアーで狙うミキさん
   ピンポイントキャストがすごい  
  上流の二股でそれぞれの沢に分かれて釣り上がることに。ミキさんは左側の沢、おいらは右側の沢へ。相変わらずのすっぽ抜け病は続いていたものの、たまに釣れてくれる魚は本当に綺麗。ミキさんたちの発眼卵放流の賜物ですな。大きな堰堤のところまで釣り上がったところで待ち合わせ時間となったため、納竿とした。
←世附育ちと思われるヒレピン
   ミキさんたち努力の賜物
  ミキさんと合流して林道を下る。帰り道も話が弾みあっという間の2時間。途中の沢水が最高にうまかった。

  綺麗な水、青々とした木々、ミキさんたちが惚れ込む訳がわかった気がする。驚いたのが、魚影の濃さ。川の中を歩くと、魚が走る走る。サイズ的には小さいものが多いが、これもミキさんたち有志の稚魚放流、発眼卵放流の賜物。世附川はいろいろな人によって守られた釣り場なのだということを実感した。いや〜、いいっす、世附。

  釣り場の案内からポイントまで譲って頂いたり、本当にありがとうございました。>ミキさん
  また近いうちにご一緒させてください。
   ゲコ!

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