| 6月の楽園釣行で悲惨な目にあった「ずぶ濡れブラザーズ（ミキ兄さん、エッグ兄さん、かじぞ）」。またの名を「ずぶ濡れ隊」「びしょ濡れ隊」などなど。あれから二ヶ月、エッグ兄さんのアバラも無事くっついた様でようやく復帰。リハビリ釣行としてミキ兄さんのホームリバーである中央アルプスの谿へ。 |
| 8月4日（土） | ||
| くしくも台風5号が日本海を北上中、降水確率70％との予報。またしてもずぶ濡れになるのか、若干テンション下がり気味の三兄弟は午前3時エッグ兄さん邸を出発し、中央道をひた走る。目的地に近づくと雨粒が落ちてきた。 「やっぱり雨かよ」「この3人がそろうとロクなことがないな」等ネガティブな方向へまっしぐら。こんな目に合うのも元はと言えば卍丸さんが楽園釣行に来なかったからだということで全員の意見が一致。以降、都合の悪いことはすべて卍丸さんの仕業ということで落ち着く。なぜか怒りの矛先となってしまった卍丸さんに合掌（謝）。 雨にも負けず、目的のICを降り車止めを目指す。ところが、目に飛び込んできたのはコーヒー牛乳のような川。。。ハイ、濁流です。ただでさえ下がり気味だったテンションが一気に下がる。これも卍丸さんのせいになったのは言うまでもない。 でもそこは楽園釣行（いや修行釣行ですな）で鍛えられた三兄弟。こんなことでは負けまへん。上まで行けば濁ってないと甘い予測の元に車止めを出発。最初の入谿点は濁流。しょうがないので、一気に上まで移動。なんとか釣りになりそうな水の色なので釣り開始。 ルアーのミキ兄さんはちょっと下ってから釣り上がり、フライ組みのエッグ兄さんとおいらはちょっと上から竿を出すことにした。入ってすぐの沢の流れが澄んでいたのでエッグ兄さんと交互に竿を出す。堰堤の下でいきなり泣き尺（29.5cmですた。。）をキャッチ。期待が膨らむ。 |
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| 程なくしてミキ兄さんも合流、3人で釣り上がる。ミキ兄さんは下の方で早くも尺を獲ったとのこと。爆釣とまではいかないが飽きない程度に反応がある。心配だった天候もたまにポツポツと雨が落ちてくる程度。「大丈夫じゃないですか〜？」と甘い予想を口にすると「油断するな！」とミキ兄さんに怒られる。たしかに三兄弟ですからな、何が起こるかわからない。。 その後も順調に釣り上がる。ふと前を見るとエッグ兄さんのロッドが満月状態。地球釣っちゃった？と思いきや、ロッドが右へ左へ絞り込まれている。ミキ兄さんと駆けつけフォローに回る。数分の格闘後、ミキ兄さんが無事ランディング。悪人面したかっちょいい尺一寸のイワナでした。 |
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←格闘中のエッグ兄さんと フォローにまわるミキ兄さん |
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| エッグ兄さんの釣った尺一寸→ | ||
| 脱谿点の堰堤へ到着したところで、林道に戻りテン場を目指す。歩くこと一時間、テン場へ到着。早速テントを設営、メリディアン二張というありえない光景。焚き火を起こしちょこっとまったりした後、イブニングに出撃。 | ||
 ↑メリディアン１が二張り！ |
 ↑ミキ兄さんはコレ |
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| 刺身用の尺1匹と塩焼き用の八寸3匹をノルマにいざ出発。んがしかし、出てくるのは七寸以下。魚影も濃いし、活性も高いんだけど、八寸以上が出てこない。我々の邪念が伝わったか！？去年、尺一寸のイワナを釣った堰堤でラストの勝負。どっぱーん！と大げさに出てくれるのに釣れるのは七寸。なんでやねん。でっかいヤツは集団で失踪？いや、一ヶ月前に散々いじめられたミキ兄さんのことを覚えていたんでしょうね。。。 結局、キープはなくおかずは缶詰という寂しい夕食が決定（涙）。 それでもビールと焚き火があれば十分。普段はほとんど飲めないのに2本も飲んで足元がかなり怪しくなる。ゴロンと横になると本当に気持ちがいい。雲の切れ間から星空も見える。贅沢とはこういうことを言うのかもしれない。 さすがにほとんど寝てない三兄弟。22時過ぎにはシュラフに潜りこむことに。あまりの気持ちよさにミキ兄さんは外で寝てました。。 |
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| 8月5日（日） | |||
| 翌日は5時半起床。外は快晴。ミキ兄さんは既に起きていて薪集めをしてた。コーヒーを飲んでしばしまったりした後、一人で釣りに行く。 でも、出てくるのはやっぱり七寸。堰堤の下も相変わらずどっぱーん！でも、七寸。。。一時間ばかしの間、数匹の七寸イワナと遊んでもらい納竿とした。 テン場へ帰り着くころには真夏の日差し。ほんの少しだけ軽くなったザックを背負い一時間、ようやく車止めに到着。 |
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| 今回の遠征は珍しく何もなかったなぁとホッとしていたところ、中央道が事故渋滞。勝沼から八王子まで3時間だって。。。これも当然のように卍丸さんの仕業ということで落ち着きました。。。 | |||
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