2007年10月28日(日)  世附【発眼卵放流】
 10/26に突然発生した台風20号。やっぱり我々どしゃぶり隊が呼んじゃったの?というか、雨は呼ぶかも知れないけど、台風までは呼んでないんですけど〜。これは非難轟々だろうなと思っていたら、とんでもないスピードで一気に駆け抜けていった。
 というわけで台風一過の秋晴れの中、BOSSさん主催の発眼卵放流に参加してきた。
 エッグ兄さんと合流後、首都高、東名を乗り継ぎ、浅瀬のゲートに5:30到着。これは一番乗りか?と思ってたら、すでに常連の皆さんはほとんど集まっていた。みんな早すぎですって。そこで振舞われた鮟鱇鍋にびっくり。普通はレアアイテムなはずの鮟肝がどっさり(というか、鮟鱇の肉の方がレアだった感じ)というとんでもない鍋。もちろん、激ウマでした。

 その後、BOSSさんからの説明&各自の自己紹介後、3隊に分かれて放流開始。おいらはBOSSさん、K海さん、エッグ兄さんの隊に組み込まれた。普段なら歩きで2時間以上かかる林道をこの日は車で15分。放流先の沢は偶然にも去年ミキさんに連れて来てもらったときに入った沢。あれだけたくさんある沢の中でまた同じ沢になるとは何かの縁か!?
 準備を整え、放流適地を探し遡行を開始。禁漁になってたった2週間しかたっていないのにそこかしこに魚影を確認。雨上がりという条件もあったんだろうけど、こんなにもいるモンなんですねぇ。中には明らかに尺を越えるイワナも。
適地を見つけたらいよいよ発眼卵放流。気をつける点は以下の3点。
・直射日光が当たらない場所(紫外線に弱いんでしょうね、石とかでガードですな)
・程よく水通しが良い場所(流れが強すぎるとボックスの中で卵がもまれて傷ついちゃうし、流れが弱いと酸素不足になる)
・渇水しない場所(こりゃ当然ですな)
 発眼卵をレンゲで掬って死卵を取り除き、ボックスの中に発眼卵を入れる。流出防止用のカゴに入れて流れに沈め、石を使って固定。4人でやると一箇所15分くらいか。この発眼卵、よく見ると卵の中の稚魚が動くんですね〜。2年か3年後、オレのフライにだけ釣られろよとしっかり言い聞かせておきました!(喜)
 途中、BOSSさんからキノコのレクチャーを受け、少ないながらもムキタケ、ナラタケ、ヌメリスギタケモドキ等ゲット。(ムキタケとヌメリスギタケモドキは覚えました。)予定通り5箇所にボックスを設置し、作業は完了。キノコを探しながら&ゴミを拾いながら車へと戻り、浅瀬着は11時半。
 この後はもう一つのお楽しみ、懇親会だ!
 会場である世附川ロッジに到着すると、最初に目に飛び込んできたのは丸々太った鮭!ホリャさん、FKさん、Sさん達の手によってあっという間に捌かれチャンチャン焼きに!と思ったら、今度はBOSSさんのクーラーボックスからはとんでもない量のキノコが出てきて、、、これもまたBOSSさん、ドンI原さん達の手によって特盛キノコ鍋に!ちなみに薪に火をつけるのに出てきたのは火炎放射器のようなガスバーナー。(驚)
 常連さんのパワーに圧倒されまくりつつも、チャンチャン焼きもキノコ鍋もしっかり腹いっぱいいただきました。(もちろん、どちらも激ウマ!)
 世附の常連さんたちのパワーを目の当たりにして、台風が恐れをなして逃げて行ったのもしょうがないなと妙に納得しつつ、千葉組(エッグ兄さんとおいら)は諸事情もあり、後ろ髪惹かれつつも早めの撤収。後片付けを手伝えず申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫びさせていただきます。
 初めて参加した放流会。とんでもないパワーを持った人たちに出会えて最高に楽しかったっす。自分で放流した魚(というか卵)の行く末を見守らないといけないですし、来年は世附へ足を運びたいと思いますんで、その時はよろしくお願いします!>皆様
 放流に参加された皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!1ヵ月後のボックス回収が楽しみっす。って、行けるかなぁ。。。なんとか調整だ!

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