2007年12月8日(土)  世附【BOX回収】
 発眼卵放流から1ヶ月ちょっと。いよいよボックス回収&野営なのだ。この時期に野営?と嫁さんの呆れられながらもなんとか許可を得て参戦。というか、メッシュテントと夏用シュラフしか持ってないのに大丈夫なのか!?

 6時ちょっと前に浅瀬のゲートに集合。メンバーが揃ったところで軽く挨拶し3班に分かれてボックスを回収に向かう。おいらはカモノハシさん、K海さん、ミキさんの班に組み入れられた。運転中のカモノハシさんの足が攣るというハプニングもありながらも(汗)、あっという間に入谿点に到着。そそくさと準備し、いざ遡行開始。

 早速、一箇所目。ボックスを開けると可愛い稚魚たちがウヨウヨ。個体差はあるものの、ヨークサックもほぼなくなっていた。「オレのフライにだけ釣られろよ!」とよーく言い聞かせてから、枯葉の蓄積した溜まりに放つ。3年後が楽しみだ。
 途中、魚影を探しつつ(四寸〜五寸くらいのしか見当たらず)、カモノハシさんの話に爆笑しつつ、無事にすべてのボックスを回収。

 それぞれ散っていた班が浅瀬に再集合。
 これからはもう一つのお楽しみ山芋掘り!漁協Mさんの見つけてくれたツルの根元をこれでもかというほど掘る、とにかく掘る。が、山芋は簡単に折れてしまうらしく、あんまし近くを掘りすぎるとポキっといってしまう。ちょっと離れたところを掘り下げて、慎重に芋に向かって土を落としていくのがコツのようだ。苦労しながらも何本か取れたところで昼食。取れたての山芋を使ったトロロそばは激ウマでした。

赤矢印のところに芋があるんだけど、、、かなり見ずらいっすね。。。

 野営組(BOSSさん、K海さん、Rockyさん、ミキさん、かじぞー)とお土産確保を狙うドンI原さん+漁協Mさんは山芋を求め再び山へ。ここで山芋が確保できないと寂しいメニューになってしまう野営組は必死。Mさん、Rockyさんにイモのツルを見つけてもらい、掘りまくる。やたらと出てくるでっかい石にも負けず、4人がかりでようやく山芋ゲット。山芋マスターのRocky師匠も山芋ゲットで晩飯分が揃ったところで幕営地に移動する。

 各自テントを設置、薪を集めたら山芋パーティの開始だ。と思ったら、空からなんだか冷たい粒が落ちてきた。。。仕事で参加できなかったエッグ兄さんの怨念か!?どうやら雨雲を遠隔操作できるようになったっぽい。というか我々を標的にしないで水不足の地域とかに降らせてくださいって!

 そんな雨にも負けず、着々と準備は進む。今夜のメニューは「山かけ」「磯辺揚げ」「かきトロ鍋(味噌味)」。どれも絶品。とにかく粘りがすごくて、味が濃い!全員が「旨い!」を連発してました。

 雨もいつの間にか上がり、空には満天の星が。冬の冷たい澄んだ空気の中、焚火にあたりながら星空を眺め、釣りや山装備の話で盛り上がる。いや〜、冬の幕営もいいもんですなぁ。

 で、問題のスリーピングシステム。見かねたK海さんが厳冬用のシュラフを貸してくれました。翌朝、フライシートの雨粒が凍っているほどの冷え込みでも厳冬用のシュラフのおかげでメッシュテントでも問題なし。寒さよりオシッコしたくなって起きたくらい。K海さんには感謝感謝。夏用シュラフだったらやばかったでしょうねぇ。

 ボックス回収よりも山芋&幕営レポになっちゃってる気もしないでもないが、それは気のせいってことで。
 稚魚が無事に育ってくれて、おいらのフライにだけ釣れてくれることを祈るばかりである。
 今度、実家の近くで山芋探してみようかな。。。

Fishing Report 2007に戻る

inserted by FC2 system