約一週間前。GWの天気予報は晴れマークがずらり。ということで、どしゃ降り隊（エッグ兄さん＠どしゃ降り隊隊長、かじぞー）と自虐隊（ナガイモさん、師範さん）の合同合宿が企画された。が、予定の日が近づいてくると、予想通りというかいつも通りというか、どこからともなく傘マークが。あっさり合宿計画は撤回。自虐隊は「なるべくどしゃ降り隊から遠い所に遠征しよう！」と言って南アへ向かった（怒）。 　ぽつんと残されたどしゃ降り隊。雨に負け、日帰り弾丸ツアーに急遽変更。行き先を足尾に定めるも、今度は出発一時間前に隊長から「身体の調子最悪、一人で行ってきて！」とTELが。。。（泣） 　自分自身病み上がりだし、正直行こうかどうか迷った。。。でも、この釣りのために嫁と娘を実家に預けたのだ。ここで行かないと今までの努力（風呂掃除とか皿洗いとかetc.）がすべて無駄ではないか！己を奮い立たせて足尾へと向かうのであった。。
	GW中なので、少し早目の出発。途中のコンビニで足尾の年券をゲットし、いつものゲートに5時前に到着。すでに3台の車が止まっていた。 　そそくさと準備し、ゲートを出発。先行者を覚悟するも、目的の沢は誰も入っていないようだ。時間は5時半。コーヒーを淹れて一服、この時間がたまらないんだなぁ。 　時間もかなり早いので、ゆっくり時間をかけて釣り上がる。開始から1時間、ようやく反応が出始めた。数度目の反応で5寸程のイワナをキャッチ。 　いつも反応のある瀬。今年もちゃんといてくれた。8寸のイワナ。ここのイワナは朱点が本当にきれいだ（写真では色が飛んじゃってるなぁ。。）。 　体調が万全でないので、F2の下までやって退谿。
まだ時間も10時前なので、本流にも入ってみることにする。目的の場所は比較的人が入りやすいところだったが、運よくこちらも先行者なし。さっそく釣り始めると、二投目でイワナがフライを咥えてくれた。こりゃ炸裂か？と思いきや、そんなこともなくぽつぽつといった感じ。それでもあまりスレているわけでもおおらかに出てきてくれている感じだ。この場所は瀬がほとんど。餌釣りの人たちは敬遠しているのかも。
その後も７寸クラスを中心に飽きない程度に釣れる。瀬の区間が終わり落差のある谿相になってきた。この時期、深さのあるポイントでは全く釣れる気がしないので、一旦下り、カップラーメンとおにぎりで豪勢な昼食とる。こんなにいい天気で、かつきれいなイワナに遊んでもらって、、、寝込んでいるエッグ兄さんには申し訳ないけど、本当に来てよかったなぁ。ガス切れでお湯が沸騰せず、微妙に芯の残ってしまった麺だって全く気にならないのだ（喜）。 　腹も膨らんだところで、もう一度、瀬の区間を釣ってみる。さっき歩いたばかりにもかかわらず、以外にも数匹の顔を見ることができた。 　時間は13時半。もうおなかいっぱいなので退谿する。
車に戻って帰り支度。が、ここで欲が出た。帰り際にもうひとつ沢入っちゃおうかなー。 　ということで14時半再入谿。15時半までと決めて飛ばし気味に遡行する。しかし、全く反応なし。去年の夏はヤマメ、イワナがバシバシだったんだけど、チビが一回見に来ただけ。結局、そのままタイムリミット。朝から人が入ってたんだとは思うけど、やっぱり、変に欲を出すもんじゃないですな。。。
久々の足尾。まだちょっと早かったかなという印象。それでも十分遊べたし、これからがもっと楽しみだ。今回一緒に行けなかったエッグ兄さん、自虐隊のお二人、今度こそ一緒に行きましょうね。というか、奥まで詰めましょうね。一人じゃ行く勇気ないんで。 　で、その自虐隊、南アで大変なことになったそうな。その顛末はいずれナガイモさんのサイトで公開されるでしょう。というか、恐るべし、どしゃ降りマン隊長の怨念！