2008年10月25日(土) 管釣り&宴会

 「あっ足が入らない!」悲痛な面持ちで卵師匠が呟く。久々のウェーダーに沢靴を合わせたところキツくてとても履けそうにないらしい。いきなりの先制攻撃にさすがだなぁと感心するもこのままじゃ釣りが出来ない。
 なんとか沢靴に足を突っ込もうと格闘すること20分。無理矢理履いた沢靴は蝶結びも出来ないくらいにパンパンでした(喜)。

 ここは群馬にある管理釣り場「シャロムの森」。ここへ来るのは2年ぶり。一切放流をしていないという天然物が売りのこだわりの管理釣り場だ。
 本日の入谿者(我々以外は正統派フライフィッシャー)が管理小屋前に集合。久々にウェーダーを履いてはみたけど、ちょっぴり浮いている感が否めない。これならゲーター+沢靴の一徹スタイルにすれば良かったと後悔しつつ、入谿点まで管理人の運転する軽トラに揺られることになった。
 楽園釣行以来、約4ヶ月ぶりとなる卵師匠は久々の沢歩きに感慨深げ。前日までの雨で魚の活性も上がっているはず、今日は炸裂か?と二人して妄想しつつ、釣りを始める。
 管理人のアドバイスはCDCフライ。CDC・・・、ここ数年使ってないねぇ。当然、持っているわけもなく、巻く気もおきない。やっぱ漢は#12のカディスで勝負。
 一時間、二時間、、、出ない。出ないんだなぁ、これが。
 陽が出れば活性が上がるはずと言い聞かせるも、陽も出ない。。。予報は晴れだったんですけどー。同行者の特殊能力が発揮されてしまったようだが、雨粒は落ちてこないのでまだマシか。
 結局、漢フライでは5寸一匹。。。悲しすぎる。
 卵師匠の「いいかげん、小さくした方がいいって!」との忠告を受け入れ渋々#14に変更してみる。うーん、いくらか反応は良くなったかな。
 途中、足の痛みに耐えられなくなった卵師匠が一徹スタイルに変身するも一向に活性は上がらず(まー、卵師匠の変身と魚の活性は何の関連もないと思いますが)。雨で別のスイッチ(繁殖系)が入っちゃったみたいでしたな。こうなるともうお手上げ。7寸程度の真っ黒なイワナが釣れたから良しとする。

 というわけで、若干消化不良なまま釣り終了!
 クルマで5分のキャンプ場へ向かう。ちょうどピーカン兄さんも到着したところだ。源流釣り師として、バンガローに泊まって良いのか悩みつつ、各々宴会の準備取り掛かる。
 チーズとはんぺんの燻製、鶏のつみれ鍋、カジキの照り焼きが出来上がったところでビールで乾杯!やっぱ外ご飯は最高だねぇ。

 ちなみに「つみれ:種を事前に成形せずに手やスプーンなどでつまみ取って調理したもの」、「つくね:種を手や器具できちんと団子状に整形したものを調理したもの」なんだって。知ってた?勉強になったでしょ?
 夕方5時過ぎから飲み始め、、むちゃくちゃうまい鍋を突きつつ、楽園釣行の思い出に浸かりつつ、ピーカン兄さんの高校時代の壮絶な新入生歓迎会の話に驚き、卵師匠のブラジル大冒険話に爆笑。ここにいないメンバーの話で盛り上がり(若かりし頃のミキさんの話、自虐コンビ(ナガイモ氏&師範氏)の今シーズンを採点評価や、最近の卍氏はマニアックすぎてツッコミ辛い等、あ、ホリャさんと卵師匠の小競り合いからとばっちりでマッチ棒にされてしまった話もあったなぁ)、ワインを飲みすぎてフラフラになるピーカン兄さんを観察し(なぜか敬語になってました)、気が付いたら12時過ぎ(汗)。延々7時間も宴会してたとはなぁ。

 最後にピーカン兄さん思い出のネギマヨサンドを頂き(これもうまかったっす)、バンガローに撤収&即寝。

 翌日、6時のチャイムで目を覚ます。あまりにも早く起きてしまったので、周辺を散策したり、火をおこしたりして時間をつぶす。全員起きたところで、昨夜の鍋を使った煮込みうどん(これもうまかったなぁ)を喰らい、撤収〜!
 また次回(どしゃぶり新年会@ピーカン兄さん宅)が楽しみになりましたねぇ〜。


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