2009年7月11日(土)〜12日(日) 【どしゃぶり隊】激流との戦い

 出発3日前。遠征先の予報を見たら「週後半は梅雨前線本体の通過で、ザーザー降りの激しい雨が続き、大雨の可能性もあります。」ですって。。
 約1年ぶりとなる野営釣行にワクワクしてしまったこの人の仕業に違いない。あわててネガティブ情報を流し落胆させるとともにピーカン兄さんにもっと頑張れとハッパをかけ続けたところ、奇跡的に天候が回復!雨後の好天という釣り師なら誰もが「爆釣」という二文字を期待しちゃう状況。さぁどうなるんでしょうか〜。



 この4名(たまご師匠、ミキさん、ピーカン兄さん、かじぞー)が揃うのは去年の楽園釣行以来。いつものようにくだらない話で盛り上がりつつ、車止めへ到着。

 谿を覗いてみるとゴーッという唸りとともに白泡が河原いっぱいに。前日までの雨のせいか、明らかに水が多い。つーか、多いなんてもんじゃない。ちょっと間違えば死んじゃうレベル?


 それでも大イワナに目がくらんだ4人組は下流から突破を図る。普通ならひざ下までの流れをスクラム渡渉。太い流れを避けて巻きを繰り返す。
 が、それも大岩を超えたところで限界。。なんか滝みたいな流れになってんですけど。。マジで死んじゃうから。
 ということで早くも敗退。安堵する師匠の顔が忘れられません。
 しょうがないので上流域に移動。ミキさんとピーカン兄さんが上流側、師匠とかじぞーは下流側に分かれて釣ることにしたものの、下流側はとてもじゃないが入れるような状況じゃない(汗)。ということで、結局4人が上流側に集結。

 上流側は河原が開けているのでその分流れが分散し、なんとか毛鉤を流すことは出来そう。といっても、落とせる場所は限られちゃうんだけど。
 いくら流れが分散しているといっても、所々しょっぱいところは当然あるわけで、そんなところは出来るだけ安全なルートで突破していく(もちろん無理はしません)。強い流れにビビった師匠、10分以上ウダウダしたあげく、ジャンプ時に膝を痛打!かなり凹んでました!

 釣りの方はというと、巻き返し中心にピンポイントで狙っていくとポツポツと反応あり。数は出ないが出れば8寸以上といった感じ。そして今シーズン初の尺も出ちゃいましたー。31.5cmだったかな♪

 流すところもあんまりないので当然遡行スピードも上がる。お昼前には脱谿点に到着。これ以上粘っても変わらなそうなので、一足先にテン場に向かったミキさんを追いかける。
 テン場前の流れも太い。。。おまけに先行者もあったようなので、釣りは夕方まで諦めて、みんなで昼寝。この間に燻製を作っときました。今回は結構うまくいったかな。

 で、夕方。幾分水は引いた感じはあったけど、まだまだ多い。というか、いつもの堰堤がナイアガラの滝みたいになってたし。結局、数匹の小型イワナと遊んでもらって終了。
 そしていよいよもう一つのお楽しみ、焚き火を囲んでの宴会なのだー。回を追う毎に豪勢になってる気がするのは僕だけでしょうか??
 今回のメニューは、、、
  ミキさん作の「イワナの刺身&なめろう」
  
ピーカン兄さん作の「きゅうりのたたき」「コーンビーフとポテトと卵の炒め物」
  
かじぞー作の「野菜たっぷり塩コンソメ鍋」「チーズの燻製」
  
たまご師匠持参の「おつまみ納豆」・・・って作ってないじゃん!
この他にもピーカン兄さんの混ぜご飯もあったなぁ。とにかく食いすぎて腹いっぱい。。。

 ちなみに鍋ですけど、師匠より「麺の入ってないタンメンだね」とありがたい評価を頂きました(汗)。って、うまかったという評価でいいんでしょうか?
 翌日も朝から豪華メニュー。
  「イワナのヅケ丼」「たまねぎホイル焼き」「ベーコンステーキ」それに前夜の残り物。
 またまた腹いっぱい。


 その後、師匠と前日と同じコースを釣り上がるも大ハズレ!一方のミキさん&ピーカン兄さんは結構釣れたんだってさ〜。


 結局この遠征、晴れたけど大増水。。。どしゃぶり男V.S.ピーカン兄さんは痛み分けってところでしょうか…。

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