2010年6月17日(木) 〜20日(日) イワナの楽園(前編)

 2年ぶりの楽園ツアーが企画された。原始の森に囲まれた清廉な流れに住む無垢なイワナを釣りまくるのだ。今回の参加者は、、、さわやかジョガー(以降、たまご師匠)、ピーカン兄さん(以降、P兄)、かじぞーの3名。言いだしっぺの赤工員(ミキさん)は諸事情のため参加を断念。他の仲間も平日二日も休めるわけねーだろ!だって。
 この根性なしどもがー!

今回の予定は以下のとおり。
 6/17 車止め出発、非難小屋上より遡行開始。釣りしながらテン場へ。
 6/18 一日釣り。無垢なイワナを釣りまくるのだ。目標一人100匹。
 6/19 午前中釣り、午後非難小屋に向け出発。非難小屋泊。
 6/20 林道下って帰宅。

うっはっはっは〜、来れない人たちの分も楽しんじゃうもんねー。


6月17日(木) 
 車止め到着と同時に先行者に遭遇。なんで平日に来るのさ?とお互い顔を見合わせる。ま、こればっかりはしょうがないんで、釣りをする区間を確認し、おっちゃんたちを見送る。
 ヘロヘロになりつつ急登を越え、林道脇に生えてるウドを探しつつ(ほとんどが伸びすぎちゃってましたね)、非難小屋まで2時間半。
 沢靴に履き替え遡行開始。いつもの楽園ゲートを越え、大高巻き、小高巻きを順調にクリア。実は巻き後の渡渉で師匠が危うく流されそうになってましたけど。
 すぐに先行者のおっちゃんたちに追いついた。おっちゃんたちの釣りを眺めつつ、タイミングを見て先行させてもらう。おっちゃんたちはT沢にテン場を取るということなので、Oゼンまでは竿を出さず遡行に専念する。
 やっぱりここは楽園、そこら中にイワナの姿が。渕には5,6匹浮いてるし、ちょっとした溜りに尺がらみのヤツが浮いてたり。竿を出したくてウズウズしてるP兄を「おっちゃんたちとの約束守んなきゃダメっすよ!」となだめつつ、遡行を続ける。ようやくOゼンというところで、ハイペースに遡行を続けたせいか足に違和感が。。。
 片足を微妙に攣りつつも、なんとかOゼン上のテン場に到着。
 テントやらシェルターやらを設置。ビールと食材を残雪に埋める。
 ちょっと曇ってきたけど、いよいよ釣り開始なのだ。テン場前で師匠がいきなり釣る、P兄も続く。そしてボクにも。気温が下がってきたせいか、微妙に反応が悪くなった気もしないでもないが、それでも良く釣れるんだなぁ。
 各々釣りを楽しんだ後はもう一つのお楽しみ、宴会だ!

P兄おなじみの鳥つみれ鍋(絶品!)
イワナのなめろう&刺身
 残雪でキンキンに冷えたビールでかんぱ〜い♪もう最高ですな。
 というわけで、徹夜状態で出発してきたボクちゃんはここで轟沈。。。おやすみなさい。



6月18日(金) 
 曇っててちょっと寒い。予報が気になるのでラジオをつけてみる。天気予報と「日本−オランダ」を聞きたくて持ってきたのだ。短波が入れば儲けもの!って感じだったんだけど、短波はあんまし入らず、でもAMのNHK第一放送がばっちり聴けた。いえい♪
 で、予報はというと、、、
「梅雨前線が北上してきて夕方から雨の可能性、ところにより強く降るところも」だってさ(汗)。
 準備をしていると、おっちゃんたちが上がってきた。K沢を釣りたいとのことで、予報を伝え送り出す。「じゃ、俺達は今日のうちにS沢出合のテン場に下ろうかな」とのこと。
 さぁ〜、今日は一日釣りじゃー。釣りまくったるで〜(喜)。
 前日より明らかに気温が下がっているためか、浮いているイワナがほとんどいない。
 それでも流せばそこそこに釣れてくれるんだけど、う〜ん、楽園っぽくないねぇ。魚影の濃い普通の川って感じ?どんどん釣り上がり、N岩、K沢出合まで到着。K沢出合の河原がなくなっていてびっくりする。2年前、この河原で焚き火したんだけどなぁ。
 さらに本流を釣り上がったところで、昼食。ここでもラジオで予報確認。3人で今後の予定を協議した結果、「予定より1日早く撤退。明日早朝に撤収し、そのまま帰宅、P兄の家にテン場を取って、カエル姐さん、ドラと一緒にオランダ戦を観戦」に決定(喜)。
 釣り上がるというP兄を残し、師匠と釣りながらテン場に向けて下り始める。
 15時過ぎ、ポツポツと雨が降り出した(汗)。3年前の悪夢が脳裏をよぎる。。大丈夫かなぁ。

今回はコレ。
う〜ん、雨には弱いかな。。。

どしゃぶり隊おなじみポトフ
イワナのなめろう
 若干の不安を抱きつつも二日目の宴会開始!宴会が始まっちゃうと不安もなんのその。バカ話で盛り上がりつつ、今後の釣行予定などを相談しつつ、22時半頃就寝。



 さて、日本はオランダにどこまで喰らいつけるのか、後編に続く!!

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