2010年7月31日(土) 〜8月1日(日) ラッコ隊結成記念釣行in中ア

 それは師匠の一言から始まった。
 
「楽園の大高巻、めんどくさいよねぇ。ラッコみたいに浮かんで帰ったら楽じゃない?」
 ということで、ラッコ隊を結成すべく、どしゃ降り隊の隊員が終結。
  ・師匠:指を鳴らすだけで雨を降らせる男(実話:暗黒面の力を感じました・・・)
  ・赤兄:20年ぶりの短髪に風邪をひいた男(一瞬誰だか分かりませんでした)
  ・P兄:2日前にも同じ川に釣りに来た男(っていうか、もう住んじゃえばいいのに)
  ・ボク:ごく真っ当な一般人

 「流れた距離が一番長かった隊員を隊長とする」というルールで、いつもの中アの渓を何を血迷ったのか朝5時から遡行。若干水が多い気もするけど、去年に比べたらどってことないですな。
 で、こんな時間から釣りなんかしても当然のように釣れない。。。時間早すぎだって。
 ちょっと飽きてきたなぁと思ってたら、なんかいい感じの瀬があるじゃないの〜。ということでボクが一発目のラッコ。流れに乗ってどんぶらこ〜♪ハイ、出ました、記録は7m!まずまずの結果といったところか。
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スミマセン。実は流されただけです。ちょっと水が太かったんだけど、赤兄も師匠もすっと渡っていったんで油断しました。
「あ、やべっ!」と思ったときにはもう遅かった。
頭からずっぽり水かぶって(白泡が見えました・・・)無我夢中でしたけど、瀬を一段流されたところで幸いにも足が付き、大きな岩にしがみつくことができました。
怪我もなく、濡れただけ、ロッドも折れることなく(意外と折れないもんなんだねぇ)、、、運が良かったですね。
ちなみに過去にP兄もここで流された経験ありとのこと。いやー、無事でよかった。。。皆さんも気をつけてくださいね。
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 とりあえず、暫定でラッコ隊長となったボク。でも、この時間(8時前)に泳いだのは早かった。日が陰ると寒いのなんの。そんなボクを見てかどうか分からないが、ラッコ挑戦を渋る隊員たち。この根性なしどもめー(怒)。

 その後、順調に遡行を続け、少しだけ魚の反応も良くなってきて、、、10時前にはテン場予定地に到着。この時点でP兄は尺獲り。ちなみに師匠は堰堤の巻きで滑落しそうになった模様。もう少しで落子(ラッコ)でしたな。まぁ、すでに墜ちてるという噂もありますが(喜)。
 何故か今回、釣り欲の下がらない隊員たち。テン場を整えた後、11時より釣り再開。先行者ありかと思われた区間も予想外に魚が出てくれる。「ここってこんなに魚いたの?」と師匠。アベレージにして8寸ほどだけど、ぽんぽん出てくる感じ?赤兄も「釣れすぎて進めなくなった」だって。というか、みんな、本来の目的忘れてないよね?(汗)

 15時にテン場に戻り、昼寝をしたり夕食の準備に取り掛かったり、しばしマッタリ。普段ならこのまま宴会なんだけど、今回はラッコ隊結成記念。イブニングにも出撃。ほらほら、早くラッコしないと暗くなっちゃうぞ〜!
 で、結果ですけど、撃沈。昼間、先行者に叩かれ過ぎちゃったんでしょうね、ラストチャンス堰堤でも不発。ま、しょうがありませんな。
あれ?みんな、ラッコは???(泣)
 テン場に戻り宴会開始。焚き火を眺めつつ、酒を飲み、鍋を突つく。うーん、やっぱ山は最高だなぁ。
 線香花火なんてものも灯しつつ、一日を振り返る。釣りして、流されて、釣りして、昼寝して、釣りして・・・なんかすげー釣りした気がするなぁ。ここまで釣りしたのって何年ぶり?



 翌日も朝から豪勢なメニューで腹いっぱい。
 テン場でマッタリすると言う師匠とP兄を残し、赤兄と釣りに。今年はあんまし釣りに行けてない赤兄(ボクもだけど)。往年の釣りジャンキー振りが少なからず復活したらしく、かなりハイテンション。今回の釣りにかける意気込みを感じましたね。

 が、前日と比べると魚の反応が少ない。水がいくらか引いちゃったからかもしれないっすねぇ。何匹か釣ったところでタイムアップ。
 下界へ降りると、そこは灼熱地獄でした。。。
 帰りも帰りでちょっとしたハプニングもあったけど、食って飲んで遊んで大いに笑った二日間。毎年恒例、どしゃ降り隊(ラッコ隊?)の夏休みって感じでしたねぇ。

 というか、師匠が大人しいと周りに不幸が降りかかるということがよ〜く分かりました。。。(汗)
 今回の被害者、ボクと赤兄。

 あ、、、ラッコ。。。
 ・・・現在の記録、7m。キミの挑戦を待ってるぞ!


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